2020年8月11日火曜日

哭かず、怒らず、争わず、・・(自省)


「国防を考へることは人生を考へることであり、人生に処する道を思ふことであり、人の

世の正しき道を切り開くことである。」 高木尚一著「ひとすぢの信」より

ヤマトタケのミコトも決して武力をもって国土を平定したのではありません。イザナギノ

オホミカミ・アマテラスオホミカミの教えに従い、辛抱強く、言向け和すことによって国

土を平定したのです。

哭かず、怒らず、争わず、憎まず、恨まず、一歩下がって我がことを反省し、謹んで怠ら

なない。「朝日のごとく 爽やかに にこやかに 笑みさかえ・・」

私は、大祓の祝詞の真ん中で、太祝詞淳の後に宣言している自省の文言です。

日本の国体の道をゆく

    明治天皇御製    おのづから仇 (あだ) のこころもなびくまで誠の道をふめや國民 (くにたみ) 国においても、個人においても、全ての場合において、敵と相対する所の最大の威力は「誠」であると、日本では神武天皇の時代からそう考えられています。 相手がポケットに手を突っ込んで...