「押っ魂消る(おったまげる)」
大した魂消(たまげ)たぁ~
毎日起こりくる事象やいろいろな人の発言にしても、おっ魂消(たまげ)ることのオンパレードで、魂消えそうです。
「魂消る」とは、自分の魂が消えてなくなるようなビックリする事。
室町時代には、「魂切る」と書いたそうです。
西洋ではシルバーコード、日本では「たまのを」といい、魂と肉体を繋いでいる紐のようなもの。
それが切れたら、生命エネルギーが途切れて死んでしまいます。魂切れです。
だから延命長寿の呪いに
「たまのをを むすびかためて よろづよも みむすびのかみ みたまふゆらし」と唱えて、
「シルバーコード・たまのを」が切れずに、ムスヒの神様からのエネルギーが枯れませんようにと祈るのです。
魂は「たましい」と読み、古語では「たましひ」と書きます。
意味は、神様から頂いた・給(たまひ)し霊(ひ)のことで、「たましひ」といいます。
他人(よそ者)から粗末にされても、自ら粗末にしてもいけません。
特に、嫌なこと、おっ魂消る事、恐ろしい事、怒れる事などを見たり聞いたりしたら、自ら自祓・清祓しておかなければなりません。
魂魄清明(こんぱくせいめい)
日々の清祓で自分の心の浄化が大事ですね。