5月5日、三重県指定無形民俗文化財である、猿田彦神社の「御田祭」(おみた)の神事に幸運にも参列させていただきました。
12時15分より祭場となる神田のお祓いである修祓式を拝見させていただきました。
13時より本殿内にて本殿際に列席させていただき、修祓・宮司一拝・献饌・祝詞奏上(五穀豊穣・産業繁栄・豊漁満足家内安全が祈願され)奏楽(猿田彦神社独自の「みちびきの舞」)・玉串奉奠・宮司一拝・撤苗・撤幣と、誠に厳かな神事に参列させていただき、感動と共に、今、国難であるお米作り、五穀豊穣をお祈りさせていただきました。

13時45分からは、ご神田にて神田祭が行われ、穀物守護の神である大歳神をお招きする降神の義が行われ、神官のケイヒツにより、大歳神が神籬に降臨され、宮司による祝詞奏上が行われ、神田が厳かな雰囲気に包まれました。
※宮司がノット奏上後、御神田の中のカエルが一斉に鳴き出しました。カエルの祝詞がご神殿とその周りを心を和らげてくれました。

その後、八乙女から玉苗が植え方に伝えられ挿苗が始まります。
男女8人づつ16人の植え方の身に着けるもの全てが桃山時代の古代風俗を着け、笛・太鼓・ササラ・つづみが奏でられていました。
私は帰りにバス電車の都合で最後まで参列できませんでしたが、お田植神事を見学させていただき、我々が食するお米は、神の恵みを頂いているのであるなぁと、深い感謝の念で全身が熱く(気温も高く)なりました。
祭典・神事に参列できることは、何よりの喜びです。そして、日本人に生まれて、神よりの授かりもの(神様そのもの)の日本人の農家さんが作った日本のお米を、安心して食べられますようにと、私祈ってます~。