重苦しい毎日が続いています。お彼岸も天気も荒れそうですし、10月から消費税が上がるという事も重苦しさをつのらせる一因でしょうか?
まぁ、どういう環境にあろうとも「秋の霊まつり」の彼岸には先祖に感謝の祈りを捧げましょう。
先祖の先は神です。海、山、野、草木、鳥、獣、這う虫、雨、風、雪、霰、雷、地震、天地の自然現象も神。どんな環境に会おうとも感謝して毎日を一生懸命に皆と助け合いながら生きる。そして節目節目には特に先祖=自然環境=神に感謝を申し上げるのが縄文からの習わしです。
秋の霊(みたま)まつりのノットを先日お伝え出来ませんでしたので郵送(広く公開できません。すみません。)します。
ノット(祝詞)奏上の基本は、自分が祝詞を唱えるというのでなく、神様が自分の体を使って奏上されるのだという気持ちで祝詞を唱えるといいです。
もともと祝詞は神様が発した言葉でありますから、あわてず落ち着いて、しかも節をつけずに安らかな気持ちで流れる様に奏上するといいです。
太祝詞はいろいろと出ていますが、我々は例の「あれ」を奏上するとなおバッチリです。
という瞬間にピューッと頭の中に投げ入れられたのは、「古語拾遺」に、天照大神が天の岩戸からお出ましになった際、八百万の神々が口々に発したという『あはれ、あなおもしろ、あなたのし、あなさやけ、おけ』という、例の「あれ」とは異なる言葉。
太祝詞は祈願文という説もあるので自由に自分の願いを宣っても、それもありかと思います。
んが~、「神は神なるがゆえに信ずる」「神を敬って人間はへりくだる」が基本。祈願文であっても、己の都合が良くなる為だけの祈願は罰点ですよ。