人間は、「生命力」と「精神という魂」と「肉体という物質」の三位一体が人間を支配していて、そのいずれかが欠けても生きいくことができません。
また、精神面がいつ何時も物質面の上位でなければ不幸になります。そして、人間自らが生きているという錯覚も不幸の始まりです。
しかし、人間は須らく神より生命力を戴いているという意識も自覚もないのが不幸の根元なのかもしれません。
「生命」とは?神が人間に対して、真実の価値基準によって、『生きよ!』と命ずる「神の御命令」です。
しかし、人間は人間の浅知恵で物質面を追っかけて自由に生きてしまうので、逆に不自由に陥り、自ら苦しんだり辛い目に遭ったりするのでしょう。
真実の価値基準によって人として願うべきものは、生きる上で自分の領分を弁えた上での生活の喜びです。そしてそのためには、身体を清潔に保つと同時に精神の安定をはかり、日常の向上=生成発展を求めるというのが人の幸福の基本だと思います。
経済も生命維持もどん底を這うような世界的な泥沼パニック。泥沼から抜け出すためには、真実の価値基準というコンパスが必要です。
今年は更に大きな泥の渦が待ち構えているようですが、新年『原点回帰。何事が起きようとも、自らが見直し聞き直しをして目標を修正しながら前進せよ!』とのことでしたね。
他人の判断に振り回されてはいけませんね。