2020年7月21日火曜日

正常性バイアスの怖ろしさ

サッカー元日本代表監督の岡田武史さんが今年4月、新型コロナウイルス感染拡大を受けてJ3FC今治のクラブ公式ホームページに「こういう危機に対しては、シンプルに一番大切なことを全うするべきだと考えます。つまり、命を守ることです。」などとメッセージを発表し、外出の自粛や手洗いの実践を訴え、状況をサッカーに置き換えて「勝負の神様は細部に宿る。試合の勝ち負け分けるのは『たった一回ぐらい』『俺一人ぐらい』という小さなゆるみであることがほとんどだ。新型コロナとの戦いも同じです」と表現されています。

このところコロナ感染の勢いが止まらないのは、正常性バイアス(認知の歪み?)現象なのでしょうか?(正常性バイアスとは、自分に何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事と感じてしまい、都合の悪い情報などを全て無視して「自分は大丈夫」「影響はない」「まだ安全」などと思いこんでしまう心理的な現象のこと)
このことは、現状のコロナ感染拡大のなかに見え隠れしていて、「新型コロナウイルスはただの風邪」「新型コロナウイルスは大したことはない」「罹っても重症化しない」などと決めつけてコロナ対策を全くしていない人が多いせいなのかもしれませんが、第二波の到来やウイルスの強毒化やワクチン開発の失敗やなど最悪を考えて対策をし続けることが重要です。


(シートの上に置き忘れさられた「入れ歯」のイメージ)

先日、通勤電車で次のようなアナウンスがありました。
 
8号車両にご乗車のお客様に申し上げます。8号車両には一部座席が空いておりますが、汚物により座席シートが汚れております。そのシートはまだ湿っておりますのでお掛けにならない様お願いします。シートは車庫に入り次第交換の予定です。」
 
また、この前、乗り換えの電車に乗り込むと、駅員さんが消毒液をシート目掛けスプレーしておりましたので、私は駅員さんに「何かあったのですか?」と問うと、駅員さんは「これですよ!」とレジ袋に確保したものを持ち上げて、「コロナで大変な時期に、あってはならない、嫌な忘れものですよ!」と言って、顔をしかめた。
 
その確保された物とは、「イ・レ・バァ~」(入れ歯)
 
何が起きるか本当に解らない時代ですが、電車のシートには安易に座らないということを徹底しようと心がけます。(コロナ対策がまた一つ増えました。)
 
コロナ対策を軽視する勿れです。

12月の予定「かんくり 健康回復支援館」

  ー 12 月の「かんくり」健康回復支援館の予定 ー 12月  1日( 日 )  AM9:00 ~地域防災訓練参加のため、治療は10:00より承ります。 12月  7日( 土 ) 終日 健康回復のミーティング(横浜市内) 12月  8日( 日 ) 横浜市内~移動後、治療...