天皇陛下が皇居の水田で恒例の稲刈りに臨まれました。神事です。
21日午後4時半すぎ、長靴を履いて鎌を手にした陛下は実った稲を1株ずつ慣れた
手付きで丁寧に刈り取られたそうです。
稲はうるち米の「ニホンマサリ」ともち米の「マンゲツモチ」の2種類で、4月に種
もみをまき、5月に陛下が田植えをされたものだそうです。
稲穂そのものが神様なので、伊勢神宮に奉納され、その稲穂が参道を通る際には「オー」っと警蹕がかけられるのだそうです。
天照大御神がお授下さったお米は、稲作として我が国の産業の基盤をもお教えくださったものです。
それが政府の田んぼの減反政策とモノづくり産業から観光産業に方向転換をしたのが、今の日本経済の低迷の原因であると感じます。
まあるく固められた「おにぎり」ではなく、三位一体のパワーを持つ三角形に結ばれた「おむすび」を食べて日本の産業を復活させたいですね。
【食前拝詞】
神火清明 神水清明 かけまくもかしこき 日之大御神 豊受姫之大神 産土之大神達を
はじめまつりて 天津神 国津神 八百万之神達の御頼(みたまのふゆ)を
拝(おろがみ)まつり いただきまつらくととまをす 「いただきます」
「感謝」からスタートです。