諏訪大社下社秋宮の宝物館を見学しました。「天壌無窮」のお軸の文字に感慨無量となって写真を撮ってしまいました。
天壌無窮とは、「『日本書紀』天孫降臨章第一の一書にある、アマテラスが皇孫ニニギに勅した「葦原の千五百秋の瑞穂国は、是れ吾子孫の王たるべき地なり。宜しく爾皇孫就いて治せ。さきくませ。宝祚の隆えまさむこと、まさに天壌と窮り無かるべし」に由来した語句。
語義は天地のある限り永遠の意。」
訓下し本文は、「葦原千五百秋瑞穂国は、是,吾が子孫の王たるべき地なり。爾皇孫就いて治せ。行矣。宝祚の隆えまさむこと,天壌と無窮けむ」とのたまふ。
(「あしはらのちいほあきのみずほのくには,これ,あがうみのこのきみたるべきつちなり。なむぢすめみまゆきてしらせ。さきくませ。あまつひつぎのさかえまさむこと,あめつちときはまりなけむ」とのたまふ。)
現代語訳は、「葦原千五百秋瑞穂国は、我が子孫が君主たるべき地である。汝皇孫よ,行って治めなさい。さあ,行きなさい。宝祚の栄えることは,天地とともに窮ることがないであろう」と仰せられた。
素直に要約すれば、「天つ日嗣(あまつひつぎ)の栄えることは、天地とともに永久につづき、窮まることがないであろう。
〈注/天つ日嗣とは天照大神の系統をうけつぐ天皇の位〉」となります。
あぁ、日本という国に日本人として生まれてよかった。
ネアンデルタール人の遺伝子持っていなくて良かったぁ~。