心に乱れがあったり、身に不浄が有ると、黄泉の霊モノ・魔モノが入り、不祥事や事故や病気に変換されるのです。
自分中心の欲が達成できないと嘆いたり、自分が招いた環境を悲しんだりしないことが大事です。
悲嘆する前に、慎みかしこみて、口をすすぎ、顔・手を洗い、日の光を浴びて禊祓祝詞を唱え、日の神様にお詫びをすること。日拝で日の神様から戴いた分魂(わけみたま)を更新する事です。
神様がおられる世界に自分の願い(思い)が伝わるためには、自分の波長を神界の波長と合わせることが大事です。
そのためには軽く小声で祝詞をお唱えして神様にご挨拶を申し上げること。
いかにもその道に長けたプロを思わせる、がなり立てるような唸るようなしシワガレ声では、普通の人間を心服させることはできても、神様には嫌われます。
仏教坊主の読経や修験者が唱える祝詞や般若心経なども神界には届きませんが、魔界には直通です。
たまに産土神社で居合わせる人が、10分から20分くらい何か熱心な唱えています。小声ではありますが、頬を震わせるような発声は祝詞ではありません。ギャ~っ、般若心経でした。
私はその人の後ろから「無礼者!下がりやれ!」と叫びたくなりますが、そっと離れるのがおりこうさんです。
「ギャ~っ」は恐怖を感じた時に出る言葉。魔王様に通じても、神様はお嫌いです。