2021年7月4日日曜日

「天の岩戸開き」の神理

 

天岩戸神社のご神木は、招霊(おがたま)の木です。モクレン科の常緑樹。現在神社においては榊を祭事に使いますが、昔は招霊木(おがたまのき)に神社をお招きして祭事を行ったり神社にお供えしていたそうです。

先日、多治見の本土神社に参拝の後、神社のご神木の二股に分かれた招霊木に太陽を拝し、二拝をすることが出来ました。

天照大御神様の岩戸隠れの際、天細女命が招霊木の枝をお持ちになり舞を奏し、天照大御神を岩屋よりお出まし頂き、再び明るい平和な時代がまいりました。(各神社で使用している神楽鈴は、この招霊木の実が起源だそうです。実は10月頃)

天地自然の現象をわが身の事として考察し対応対処できる方法は記紀には神術として多く見られます。

「天岩戸隠れ」の神理とは、神様から授けられている天賦の本性・才能を生かせず埋没させてしまう事です。また、

「天岩戸開き」の神理とは、天賦の各自の本性・才能のこの世での顕現です。

これらの神理は、個人も国も世界も宇宙自然も共通の神理です。

コロナ禍で出口の見えない時代ですが、環境や他人、政治のせいやすがるのではなく、各自の岩戸開き実現することが神理なのでしょう。



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