亡くなった方があの世から出てこられるのは、1年の中では、ご命日と春・秋のお彼岸とお盆の4回だけだそうです。
お盆の時は迎え火を焚いて家の仏壇や信徒壇のところにお迎えをします。(お彼岸の時はお墓参りをしてご先祖様を供養します。)
見えるというスピリチュアリズムの人の言う、「ご先祖様が守ってくれています。ほら、今、あなたの後ろに亡くなられたおばあさまが心配そうにあなたの傍に立っておられますよ」なんて話半分と聞いていいでしょう。
人間自ら正しい先祖供養の努力もしないで、先祖に誠を尽くしていないのに、先祖が黙って守ってくれるような虫の良い話はありません。
今、たとい不運な目に合っているとしても、人間には元々神様から能力を与えられているので、その人間力をまず精一杯活用して生き抜くのが人生です。先祖はそのような努力を知り安心するのでしょう。
努力しないで先祖や他人やましてや神にすがるのは大変不敬なのです。さらに人間には元々自己解決できる力(神力)があるので、他人に頼り、他人の占いや指示、新興宗教の教祖の指示によって解決してもらおうとするのは、全くいけないことです。
特に、お金を取って解決するかのように振る舞った者(スピリチュアル・新興宗教・占い師等々)は多くはエッセエッセエッセホイサッサで似非・ぺ天使。気づかれたらすたこらサッサなので気を付けなければなりません。共に不幸になります。
正しい先祖供養は「直く正しき真心もちて」。神様を拝する心掛けと同じです。