人間の不満の感情と苦悩・災いの現象は相対的に繋がっていると言われています。
我々の不満が消えるとともに苦悩や災いも徐々に無くなっていくのだそうです。
我々は辛抱力や我慢力を明日の仕合せに変換できていた時代まで戻らなければなりません。 あるがままを認め受け入れ、そこに幸せ作り出し感じる能力を発揮できた時代まで、意識を戻す必要があります。これが本当の意味の「コロナ以前の生活」を取り戻すという意味じゃぁないかと思います。
やはり今までの我々の生き方や考え方は異常だったんだと思うのです。
お金さえあれば何でも出来て、自分さえ幸せになれたらOKという欺瞞に満ちた強請(ゆすり)たかり上等の時代に戻ったら今度は本当に大変なしっぺ返しを受ける時が起きるでしょう。
悪いことをやっていたのに平気で「やっていない」と言い張った。(その裏では、真面目で正義感あふれる愛ある人の命が失われて)・・そんなこと「ゆ・る・せ・な・い!」
コロナ禍と経済低迷で教わったこととは、「ほどほど」と「ほぼほぼ」で幸せを感じることができる能力を取り戻さなければならないことだと思います。
平田篤胤先生は、「この世の貧乏や不幸などは、本当の災いではないと言われています。逆に貧乏や不幸は福の種となることが多いのだそうです。一般に人が幸せや財産を求めて裕福と感じるのは、おおかた驕りや遊びに耽るためであるので、人間として徳を積むことを忘れていると、将来にわたって幸せになることが出来ないのだそうです。」
あるがままを受け入れて、欲張らず、ほどほど、ほぼほぼで幸せを感じる辛抱力と忍耐力が大事なんだと思います。
人の物を盗ったら取られる、人を利用したら利用される。自分が幸せになるためには、まず、他人に仕合せを与える事でした。
「だあねぇ、だあねぇ。」