2022年7月2日土曜日

見てござるので、頑張れます。

 

(見てござらっしゃる)

明治神宮で頒布されている「365日の大御心」という書籍の帯封に、「毎日少しずつ祓い清められる」今日の首に思いを巡らし、今日を精一杯生き抜きましょうと書かれている通り、毎日考えさせられるとともに、祓い清められる思いです。

大祓で心身が祓い清められ、7月1日の大御心は、明治天皇の明治40年の御製です。

 国民のつくす力によりてこそ 世はにぎはしくなりまさりけれ
 ◉口語訳ー国民が国のために一生懸命に尽くす力によってこそ、世の中は繁盛し、賑や
      かさを増すというものである。

  国のために、会社のために、お店のために、家のために、家族のために、目の前の人には
  イコールですね。

7月2日の大御心は、昭憲皇太后の明治32年御歌です。

述懐
 人のため身のためものをおもふこそ うつせみの世のならひなりけれ
 ◉口語訳ー世の人のため、わが身のために、心をつくしてさまざまに思い巡らすことこ
  そ、この世に生きる人のもつべき心のありようというものです。

  世の人のためが、我が身のためになるのです。損得勘定なく、できればすばらしいです。


日本の国体の道をゆく

    明治天皇御製    おのづから仇 (あだ) のこころもなびくまで誠の道をふめや國民 (くにたみ) 国においても、個人においても、全ての場合において、敵と相対する所の最大の威力は「誠」であると、日本では神武天皇の時代からそう考えられています。 相手がポケットに手を突っ込んで...