(見てござらっしゃる)
明治神宮で頒布されている「365日の大御心」という書籍の帯封に、「毎日少しずつ祓い清められる」今日の首に思いを巡らし、今日を精一杯生き抜きましょうと書かれている通り、毎日考えさせられるとともに、祓い清められる思いです。
大祓で心身が祓い清められ、7月1日の大御心は、明治天皇の明治40年の御製です。
祝
国民のつくす力によりてこそ 世はにぎはしくなりまさりけれ
◉口語訳ー国民が国のために一生懸命に尽くす力によってこそ、世の中は繁盛し、賑や
かさを増すというものである。
国のために、会社のために、お店のために、家のために、家族のために、目の前の人には
イコールですね。
7月2日の大御心は、昭憲皇太后の明治32年御歌です。
述懐
人のため身のためものをおもふこそ うつせみの世のならひなりけれ
◉口語訳ー世の人のため、わが身のために、心をつくしてさまざまに思い巡らすことこ
そ、この世に生きる人のもつべき心のありようというものです。
世の人のためが、我が身のためになるのです。損得勘定なく、できればすばらしいです。