『人間そのものがエネルギーの場であることを知るべし』
我々が日中太陽を1秒間見ている間に、十億個ものニュートリノが眼球や頭を貫通していくのだそうです。
人間が生きるにあたり、最大のエネルギーを受けているのは、何よりも太陽からであることをはっきりと自覚すべきです。
太古の人間が例外なく日の本を目指し太陽を崇拝したのは、肉体生命のみならず、生きとし生けるものの生命エネルギーの源泉こそ、太陽から恵まれる「気のエネルギー」=「気神」であることを良く知っていたからでしょう。
地球そのものが、太陽エネルギーの流れの中に身を任せていると同時に、大宇宙の神意に生かされているという自覚と、人間そのものがエネルギーの場であることを知るべきです。
宇宙のはじめ、真空妙有なる其の空間に最初に現れたのは、物質でも、物質を構成する元素でもなく、「気エネルギーと呼ぶにふさわしい宇宙生命「気」でありました。
その宇宙生命の気ですべてのものが物質化されています。人間もその中の一部ですので、宇宙生命の気に合わせていけばいいのですね。
宇宙生命の気には、自意識から生じる、何々がほしい、したい、頑張る、堪える、我慢、辛抱という感情も、感動したり、感激したり、人を恨んだり、ののしったりするような感情という一切の「気懸り」もありませんので、それら「気懸り感情」には宇宙意識は働きません。
ビックリ、がっかり、ショックを受けることばかりの世の中になってしまいました。
気神経は平常心の状態で発せられるといわれますので、平常心を保つことが大事なのです。
自分の心ロ中に平常心を保つようにする方法は、「気懸り事」を日々祓い清めていくことでしたね。
そうすると、人間そのものがエネルギーの場であることが理解できていきます。元気でいられるようになります。