「生まれ来ぬ 先も生まれてすめる世も まかるも神のふところの内」です。
この世も後の世も神に任せる心で、さらに、自分の希望が成るも成らずも神に任せる心。さらに、事が成就するのが早き遅きも神に任せる心がいいんですね。
さらにさらに、今生きている時も神まかせなのです。これが正しい死生観。
とある人に、「神社で神様にお願いばかりしてはいけないよ。」と言ったら、じゃあ、どこで願いをかなえてもらえばいいんですか?お寺の方がいいの?神社はお願いするところじゃないんですか?」と言われました。
そうです。神社はお願いするところではないのです。これが神仏に対する正しい考え方です。信仰は尊いものですけれども、頭で理解しただけでは哲学になってしまいます。神仏(神様とご先祖様)は哲学の産物ではありません。
自分で招いた穢を懺悔して、日を拝して神気を浴びれば、心と魂が浄化されます。生を受け、この世に存在出来ていることを感謝して、先祖のさらなる開運を祈る。ただそれだけです。
これが神仏(神と先祖さん)に対する正しい考え方です。
5人のグループで縄文時代由来の神社がある地域へ行ってきました。皆、自分勝手なお願いなんかはしていません。自然と一体感を味わうだけのツアーです。
各自が自ら作った穢は、自然に祓われました。縄文からの極意を得た感じです。