宇宙のはじめ、真空妙有なる其の空間に最初に現れたのは、物質でも、物質を構成する元素でもなく、「気エネルギーと呼ぶにふさわしい宇宙生命「気」つまり「気神」でありました。
宇宙始元の空世界に、忽然と「気神」が現れ、その「気」が質量を伴うと同時に、それが色界(現界)に最初に登場した水素、ヘリウムといった原子であり、その原子の核融合反応が宇宙規模で展開されて、あらゆる物質が生成され、宇宙大自然森羅万象界が成立しているのだそうです。
すべては、宇宙の神理=宇宙憲法(ひとふたみよ いつむゆなな やここのたり ももちよろず)から始まりました。
さらに、大宇宙で生成された物質はすべて地球に凝集して存在しているのだそうです。
地球は太陽の恩恵を被って、「気神」である光と熱の働きから水の作用を媒体として、生物の誕生をみたのです。
さらに人間の肉体が「気」の結晶体です。また、人間そのものがエネルギーの場でありました。
そして地球そのものが、太陽エネルギーの流れの中に身を任せていると同時に、大宇宙の輪廻に生きているのですね。
その働きは、陽に働く「気」と陰に働く「気」の「大統一」の生かされている姿です。
人間という小宇宙で言うと、人間の細胞を増やす「気」と、細胞本来の機能を発揮する陰に働く「気」が在という事に思いを馳せると、自分は他力に生かされているという事に感動します。
( ※我々が日中太陽を1秒間見ている間に、十億個ものニュートリノが眼球や頭を貫通していくのだそうです。)