(生命の言葉 令和5年12月)
近々に関東を離れるにあたり、ご挨拶しなければならない神社で頂きました。
人の行ふべきかぎりをば 行ふが人の道 『玉くしげ』本居宣長翁の言葉です。
意味は「自分の出来ることを一所懸命にやる 報われる報われないは人の力の及ばないこと このことを心得て 大いなる事にあたるべし」
乳がんの疑いがある方の治療を遠隔で行いました。「堅かったしこりが柔らかくなって小さくなりました」という連絡に私の傲慢がありました。人間の力ではないことは重々知っておりながら、変化が起きたことに嬉しくなって自分の手柄にしてしまいました。神様・神霊・精霊のお陰なのに。
今朝、急に上野の医薬祖神がお祀りされている五条天神社に参拝することになり、神社の拝殿前で本居宣長翁にご指摘頂きました。 「自分の出来ることを報われることを期待せず一生懸命にやる」と新たに決意しました。
もう一枚の写真には、ヒスイ色の輪っかが映り込みました。ヒスイ色は日之大神様の本来の色だそうです。
(世の中のよき事象は、すべて日の大神様のお陰です。)
「満ち満ちて、空より降れる冨ならば、はがし米(よね)をます祈り、祈りもうすと申すことを、みてやりたまへ」。上野公園の大イチョウ。黄金色のイチョウの葉に金運を願ってしまう、欲深い私です。