大自然の中というか、空気の中には一切の素(生命の素)が在ります。空の中、気の中に一切を生かす力が存在しているのだそうです。気神様です。空気とは、太陽と地球の「気」が合体したもの。特に朝の空気を一杯吸うことにより細胞が蘇り、新しい細胞分裂が盛んに行われるのだそうです。
息を吐く宇宙のなかで、霊は凝縮し、具象化し、物質化します。逆に、息を吸う宇宙とともに物質が拡散し、展開し、霊化します。このようなことを意識して呼吸を行う事はとても重要です。
病とは、悩むことにより気の滞りが生じるために起こります。呼吸によって、悩みや気掛かり事を消し去れば、幸いのみが生じて災いの起こることはなくなり、無病息災・長寿が保証されると言われます。以下に呼吸で意識するとよい項目をお伝えします。
2.
胎内の毒気を吹き払うと思いめぐらして、息を息吹に息吹きます。
※霊物が体の中に入ってくると「生あくび」が出るのは、息を吐き切ると同時に霊物が体外に出ていくのだと、先師に教えてもらいました。
3. 「福寿海無量」の気を呑むと思いながら、息を充分に吸い込みます。
これを、自分が良いと考える回数まで繰り返します。