大祓詞の中に、
天津罪(あまつつみ)には、 畔放(あはなち)の罪・・・自分の使命・縄張りを放つ罪 溝埋(みぞうめ)の罪・・・共存共栄の幸福を阻害する罪 樋放(ひはなち)の罪・・・自分や他人の蓄積した生業を放散する罪 頻蒔(しきまき)の罪・・・自分や他人の生業発達を害する罪 串刺(くしざし)の罪・・・自分や他人の生活を陰害し陰悪をする罪 生剥・逆剥(いきはぎ・さかはぎ)の罪・・・残忍酷薄を行う罪 屎戸(くそへ)の罪・・・・清浄生活を汚辱する罪 があげられています。
国津罪(くにつつみ)には、 生膚断(いきはだだち)の罪・・・神命で生まれ来た人を傷害する罪 死膚絶(しにはだだち)の罪・・・死んだ人の体を切り刻む罪 白人胡久美(しらひとこくみ)の罪・・・神命に背いて悪生に陥り、悪疾を将来せる罪 己母己子母子子母を犯せる罪・・・軽挙事を行い自他に迷惑をかける罪(親として親たる道を行わず、子としてこの道を行わない罪) 畜犯(けものおかせる)の罪・・・人たる道を忘れてケモノの道を踏む。 昆虫(はうむし)の災・・・へびなどの災難 高津神(たかつかみ)の災・高津鳥(たかつとり)の災・・・常住不断のなすべき防衛を怠る悪霊悪鬼の罪 畜仆し(けものたおし)の罪・・・愛すべき他生を虐待する 罪蠱物(まじもの)せる罪・・・他生を悪む心(陰悪心)を抱く罪などがあげられています。
天津罪を犯す時には、天変地異が起こり、(政治経済の乱れ、世の中の乱れ混迷)
国津罪を犯す時には、地変・人変が起こるといわれています。(難病奇病精神の病の増加)
大祓では、人が上記のような罪を犯してしまったことの大反省をし、様々な贖いをします大神様に約束する呪文を唱えます。
それが、天津祝詞の太祝詞淳を宣(の)れ~の呪文です。要約すると、 これからは正しい思想で正しく生きますと宣言するのです。
様々な病気の原因は、国津罪の結果? 複雑すぎて何の原因だろうか?何処からの原因であるかがわかりにくいです。人間は心身はとても複雑です。そして、一つの病気を治そう取り掛かれば、その人の背後と良くない思考の中身をすれば、その人の病気は治るようです。
大祓は人間自身の分解大掃除です。
(29日には、今一度、宇宙大憲法の呪文の正しい理解を目指しましょう。)