天地宇宙間の一切の現象は一なる大生命力(天御中主大神)が+(陽)-(陰)の2極に分かれて、そしてそれが調和結合してすべてが創造されるという生成化育の法則下で、小は極微原子世界から、大は天体の太陽・月・星・地球に至るまで、同じ法則・原理で動いているのであるから、人間の体も肉体だけでなく精神(心)も同じ大法則下で動いているのです。
そして、心の持ち方、食べ物の取り方、日光、空気、水などが、宇宙の大法則に反すると、陰陽の調和が欠けて、機能が弱くなり、病気になったりするのでしょう。
昨今、人間の悩みや苦しみが多くなればなるほど、心も持ち方、考え方如何により、調和力(心と体の調和)が不均衡となと、人間の本体から霊体が分離して他人に憑依したり、他人から憑依されたり、動植物から憑依されたり、魔界の霊物と同調したりして、それらマイナスエネルギーと一体化してしまうことにより、病気になったり不幸になったりしてしまうのでしょうか。
調和力が不均衡となる心の持ち方、考え方、生き方は、不忠、不孝、不義、不実、不貞、不和合、家業にまじめに取り組まないこと、朝寝坊、けち、嫉妬、憎み、恨み、人を悪くいう、また、嫉妬する、強欲、意地悪、口ごたえ、無理をごり押しする事、嫁いびり、人や場所によって態度をかえること、争い、口論、癇癪、怒り、短気、驕り、邪淫、大酒、遊芸、自慢、つかみあい、慈悲。嘘をつくこと。悪巧み、陰口。わがまま。博打。人から物を奪おうとすること、または、思うことです。
私は、そんな人間ではない!と自負しても、「神様はみんなお見通し」なのだよ。
古い和歌に、我が心 鏡にうつる ものならば さぞや姿の 見憎かるらむ
【私の心が鏡に映ったとしたら、さぞその姿は醜いものだろう】という歌があります。
「この歌をよく味わい、自分の身を振り返ってよく考えよ!」と先師。「これが胸に堪えないくらいの人は、神に見捨てられ、必ず全うな人生を送ることができない!」そして終には、変事、禍にあってしまうに違いない!」と指導されてより、未だ、毎日「大祓祝詞」を唱え、天津罪・国津罪の反省と懺悔と日拝鎮魂の毎日です。
時間が無い時でも、「私の悪しき異心(ことごころ)を、祓へ給い清め給へ」を唱えないと、心がスッキリしません。なので、自分勝手な欲のお願いなどはできません。