先日、伊勢の大水神社で首を垂れた時、目の先に勾玉のような形をした白い敷石に目が留まりました。穴が開いていて、その穴が裏に貫通しているようでした。
ノット奏上を終えて、その石を見つめていますと、手に取ってみたくなり、手に取ってみると、穴に唇をつけて、音が出るか吹いてみたくなりました。穴は貫通しているのですが土の塊が詰まっており、「ブス~」という空気音しか出ません。そこで欲深く変身した私の心の声で、「この石を頂いてもよろしいでしょうか?岩笛にして家宝といたしますゆえ!」とお聞きすると、
『持っていけ~(どろぼうっ)』【泥棒とは言われませんでしたが、】『よく磨いて神棚に揚げよ!』と仰られたような、思い込みのようでもありましたが、家に持ち帰りました。
今や、時間をかけて大切に磨きをかけている最中であります。宇宙の波動と感応して、病気治療に役立てればいいなぁ思いながら、この特別な岩笛に磨きをかけている時が至福の時間です。
この石が何故特別か?
大宇宙で生成された物質は、すべて地球に凝集して存在しているのは周知の事実ですが、地球及び地球に存在しているすべての動植物は、太陽の恩恵を被って、「気神様」である光と熱の働きで水の作用を媒体として、生物が誕生したのです。
その水(海)と海(水)の神様から、日神火神様が生まれ。この伊勢の地に水(海)の神・日火の神を併せてお祀りするという古代の信仰の原型があります。
そして神の王たる猿田彦大神様のお導きで、この岩笛に巡り合わされたからです。(自惚れも多少ありますが)
しか~し、
『先ずは、おぬしの心を磨け~』との厳しいお言葉が、空耳の様に聞こえてきます。
伊勢の猿田彦大神のご神徳とお導きのおかげです。
皆様も大神様のご神徳がいただけますようにと祈念いたします。