2019年6月6日木曜日

神の意成り(いなり)経済


「金と神に兼仕えること能わず」と云われております。崩れかけているとは言え日本の資本主義社会の経済活動生活において、無産階級の私は、土地を耕して米や野菜を得ることは出来ませんので、それらを得るために今はサラリーマンという経済活動をし、お金で全てを買っています。
 
年を重ねてもまだ働けるということはありがたく、働くこと自体楽しいことですし、その中から自分なりの工夫や発見を見出すことが出来ます。
 
他人の病気を治すことが出来たり、他人の商売の業績や他人の運気を上げることが出来る中にも様々な気付きや発見があって楽しく有難いことですが、病気が平癒した後に感謝の謝礼を頂く場合、それが妥当であるかどうかで悩みます。
 
原価に対して3倍の値段をつけるのを龍宮経済というのだそうです。また、原価に対して8倍の値段をつけるのが観音経済というのだそうです。金毛九尾や薬九層倍(くすりくそうばい:は売値が非常に高く、原価の九倍もするという意)といって、原価に対していい加減な値段をつける商売や霊能を売り物にする人達もいます。
 
世間では、対価は高い方が上等であると考える人が居ます。安いと腕が悪いのだろうとか、品物が上等でないのだろうとか、変な勘繰りをする人もいます。
 
高級そうなマンションや新しい店舗で店を構え、高価な装飾品で飾った部屋に通して、びっくりするような請求をしても、それは自由経済なのだから許される?た?時代はもう終わりでしょうが、貧乏人から巻き上げるごとき魔界の経済は、苦しむ人を多く生みますから、よくありません。
 
やはり、原価に対して3倍の値段をつける龍宮経済を「良し」とされますが、原価がわからない私の場合、値段はそちら様がお決めください。ドネーション(寄付)でお金は自由に封筒に入れて下さいと箱を置いておくと、ビックリするような嬉しい寄付や、ガッカリビックリで悲しくなるような、五円、10円を神社の賽銭箱に投げ入れて、「病気が治ったら後でお礼はたっぷりしますからね」(ほんとうかしらん?)的な寄付(100円ってド~デショゥ?)もあります。
 
一発で治らなかった人の病気のことを考えてモヤモヤしていると、『治し方を教えてあげるから、何処どこの神社の〇〇神の所へ賽銭と神饌としてお神酒か果物を持って来なさい!』という感じがします。
 
ドネーションが賽銭と神饌でツーペイとなりますので、神様に対して、私は貸し借り無しなので、ず~っといい関係でいられます。
 
貸しっぱなしの患者さんは気にしない様に努力します。(神さん曰く、『大丈夫、その人の次の病気はなおらないから』で、また、来ない様に仕向けてくださいます。)
 
神様治療の経済は、神様の「意成り」=「医なり」で、稲荷経済。衣食住は困らない程度に保証してくれています。
 
イナリはイナリでも金毛九尾様とは対照的で、物質的な贅沢は有りませんが、精神的贅沢はいただけています。すべて神さんの言いなりです。

12月の予定「かんくり 健康回復支援館」

  ー 12 月の「かんくり」健康回復支援館の予定 ー 12月  1日( 日 )  AM9:00 ~地域防災訓練参加のため、治療は10:00より承ります。 12月  7日( 土 ) 終日 健康回復のミーティング(横浜市内) 12月  8日( 日 ) 横浜市内~移動後、治療...