子供が生まれるためには、父親のエネルギー(=イザナギの力)と母親のエネルギー(イザナミの力)との産霊(ムスヒ)が必要です。
そして、父親と母親のムスヒに産土神(ウブスナガミ)のムスヒが加わって初めて真人が誕生するのです。
現世では子供を欲する夫婦がいて、あの世には神の指令を受けて誕生を待っている霊魂が大勢います。そして、夫婦の住んでいる地域の産土の神(※産土神社が荒廃または祀られていない地域は、替わって地域の国魂神社におはす少彦名の神が産土神社のスクナヒコナ神の代わりをします)が、その夫婦にふさわしい子供になるべき霊魂を探し出し、出産のタイミングに合わせて、子供の霊魂と夫婦とをムスヒつける習わしです。
子供が両親を選んで生まれてくるとは、その子供がその子供の人生で学ぶべき事柄も考慮して、最終的に産土神が決断するようです。
なかなか子供が出来なくていろいろ苦労されている夫婦であっても、様々な条件がクリアとなって産土神の許可が出ると懐妊となります。死産という悲しい結果であっても、その子が生まれ成長して行く過程で、あまりにもつらくて苦しいことが予定されている場合には今回は出生させず、次回の機会にという計らいであると知らされた事がありました。
自分の誕生日には、父母の自分を生み育ててくれた恩に感謝するとともに、自分を父母と結んでくださった産土神様に感謝のいのりを捧げましょう。
(※遠くの神社より近くの産土神社も大切にして、日頃の無事の感謝が大事です。