2020年9月17日木曜日

神社参拝イロハ之イ

神社参拝において、普段は敬神の心をこれっぽっちも持っていない人が、何か不都合な事が起きると、「困った時の神頼み」よろしく神社に参拝。いきなり自分にとって都合の良い事(自分勝手な願い)を祈るなど、何ともあさましいかぎりです。

人間社会でも他人に何かを頼むときには礼を尽くして、なにがしかのお礼をするのでしょうにね。

神様だって、神様の管轄外の知らない人間が礼節を欠いた自分勝手な願い事を頼んできても、まずその頼みごとを聞いてもくれないでしょうし、それを叶えてあげる義理も道理もありませんので暖簾に腕押し状態です。

神社参拝では、先ずは自分の氏名・生年月日、両親の名前と続柄を申し述べ、生誕地の産土神社または生誕地の住所、それから現住所と産土神社を申し述べるの第一段階。

【例「私は〇〇○○と申します。昭和○○年○○月○○日、○○県は○○市○○番地、○○神社の産土神の地にて、父○○○○大人命(ウシノミコト)、母○○○刀自命(トジノミコト)の長男として生を受け、現在は○○県○○市○○町○○番地、〇〇神社の産土神の地に住まわせていただいているものであります。」】

第二段階で、今参拝させていただいたことに感謝し、できれば下記の神社参拝詞を奏上したいものですが、普通は丁寧な現代語でOK。現代語でその神域に鎮まっておられる神々様のご繁栄とご開運をお祈りした後、自分の祈願をするのが正しいとされています。

「神社拝詞」

 掛けまくも畏(かしこ)き○○神社の大前(おほまえ)を拝(をろが)み奉(まつ)りて恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)さく 大神達(おほかみたち)の広き厚き御恵(みめぐみ)を辱(かたじけな)み奉(まつ)り 高き尊(たふと)き神教(みをしえ)のまにまに 天皇(すめらみこと)を仰(あふ)ぎ奉(まつ)り 直(なほ)き正しき真心(まごころ)もちて 誠の道に違(たが)ふことなく 負(お)ひ持つ業(わざ)に励ましめ給ひ 家門(いへかど)高く身健(みすこやか)に 世のため人のために尽くさしめ給へと 恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す

そして次に、現代語でも「私○○○は○○実現のために頑張りますので、どうぞ後押しをお願いします。」なんて願いが謙虚でいいです。

特に貴い神々はケガレを嫌われますので、人間の最低限の努力として、自分の心身(思考と肉体)を清浄(正常)に保つことをまず第一に心がけたいものです。

※賽銭は放り投げ入れるのではなく、熨斗袋に入れて賽銭箱に滑らすようにして神様に差し上げたいものです。)

㊕必ず願いを叶えてくれる自分だけの神社があります。それは各人がお世話になっている産土神社です。

12月の予定「かんくり 健康回復支援館」

  ー 12 月の「かんくり」健康回復支援館の予定 ー 12月  1日( 日 )  AM9:00 ~地域防災訓練参加のため、治療は10:00より承ります。 12月  7日( 土 ) 終日 健康回復のミーティング(横浜市内) 12月  8日( 日 ) 横浜市内~移動後、治療...