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2020年7月5日日曜日
十種神宝の解体
十種神宝(とくさのかんだから)は、『先代旧事本紀』「天孫本紀」(巻3)に天璽瑞宝十種(あまつしるし-みずたから-とくさ)として登場する10種類の宝物。
記述によると饒速日命(にぎはやひのみこと)が天降りする際に、天神御祖(あまつかみみおや)から授けられたとするのも、十種神宝の内容は 沖津鏡(おきつかがみ)辺津鏡(へつかがみ)八握剣(やつかのつるぎ)生玉(いくたま)死返玉(まかるかへしのたま)足玉(たるたま)道返玉(ちかへしのたま)蛇比礼(おろちのひれ)蜂比礼(はちのひれ)品物之比礼(くさぐさのもののひれ)の10種類。
それぞれに当てはまるものを探し、無いものは作りして十種神宝(とくさのかんだから)を6年前に作成しました。
『先代旧事本紀』の記述にあった一二三四五六七八九十、布留部 由良由良止 布留部(ひと ふた み よ いつ む なな や ここの たり、ふるべ ゆらゆらと ふるべ)」と唱える「ひふみの祓詞」や十種神宝の名前を唱えながらこれらの品々を振り動かし、具合の悪い人にゆらゆらさせてもみました。
使ってみて「痛いの痛いの飛んでけ~」の呪い(マジナイ)と直感しました。それ以降今の今まで使わずにおりました。
先日、夢で石上神宮に参拝した折、ユラユラではなく、グルングルンと天狗さんたちに高速回転させられましたので急に怖くなりました。しかし、少彦名大神が見守ってくれておりましたのでこの自作の十種神宝(とくさのかんだから)の解体処分に至った次第です。
結果、鎮魂も静かなものとなりました。修験卒業です。
マジナイ道具の解体ショーで、正系神事三昧(ザンマイ)!
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