明日19日(土)はお彼岸の入りです。(彼岸明けは25日(土))両親の実家は揃いもそろって浄土真宗でしたが我が家は新屋で仏壇も墓もありませんでした。生前父は、「私は太陽が好きだ」といって朝日を二礼二拍手で拝んでいたこともあり、15年前に私の父親が他界したのを機に神式で葬儀をしてもらい、墓も神式の奥津城、家内は祖霊舎で両親を祀っています。私は若いころに得意がって日本語の般若心経はもとより、チベット語・サンスクリット語の般若心経を空んじたこともありましたが。神ながらの道を学んでいくうちに般若心経が肌に合わなくなりました。(魔界に通じるようで)
祖霊舎の前ではロングバージョンの祖霊拝詞という祝詞を毎日唱えます。以下はショートバージョンです)
祖霊拝詞
遠都御祖(とほつみおや)の御霊(みたま)。代々(よよ)の祖等(おやたち)。家族
親族(うからやから)の霊(みたま)。総(すべ)て此祭屋(このまつりや)に鎮祭
(いはひまつ)る。御霊等(みたまたち)の御前(みまへ)を慎(つつし)み敬(ゐや
ま)ひ。家にも身にも枉事有(まがことあ)らせず。夜の守り日の守りに守幸(まもり
さきは)へ宇豆那比給(うづなひたま)ひ。弥孫(やひこ)の次々弥益々(つぎつぎい
やますます)に令栄給(さかえしめたま)ひて。息内長(いのちなが)く。御祭善(み
まつりうるは)しく仕奉(つかへまつ)らしめ給へと。祈白(いのりまを)す事の由
(よし)を平(たひら)けく安(やすら)けく聞食幸(きこしめしさきは)へ給へと畏
(かしこ)み畏みも拝(をが)み奉(たてまつ)る
その後、ご先祖様方には願い事などお頼みはせず、自分や家族に起きた喜ばしい事や、世間様に申し訳ないことをして先祖にお詫び申し上げなければならないことや、最近自分や家族に起きたことなどの近況を現代語で丁寧に報告し、次の幽冥神語(ゆうめいしんご)を奉唱します。(幽冥大神とは大國主大神です)
幽冥神語(ゆうめいしんご)
幽冥大神憐給恵給 (かくりよのおおかみ あわれみたまい めぐみたまえ)
幸魂奇魂守給幸給 (さきみたま くしみたま まもりたまえ さきはえたまえ))
幽冥大神憐給恵給 (かくりよのおおかみ あわれみたまい めぐみたまえ)
幸魂奇魂守給幸給 (さきみたま くしみたま まもりたまえ さきはえたまえ))
大事:お供えは心を尽くし贅沢に気張りましょう。