2020年9月8日火曜日

雉と大和心

 

 雉は愛する子のために自分の命をも犠牲にするという大和心を持っていると言われており日本の国鳥とされ、古語では雉子(きざし)といいます。

松尾芭蕉の句に「父母の しきりに恋し 雉子の声」や、

後鳥羽院の「むさし野の 雉子やいかに 子を思う けぶりのやみに 声まどうなり」という和歌があります。

万葉集にも雉について六首の歌が詠まれ、古事記にも大国主神の段にも雉が出てきます。

先日、駐車場に止めた乗用車車内に、6歳と3歳の姉妹を半日以上置き去りにして死亡させたとして、その母親が保護責任者遺棄 致死の疑いで逮捕されました。

姉妹の死因は熱中症。母親のその時の行動はTVの報道の通りです。生類(動物)雉にも劣る、誠に痛ましく怖ろしい事件です。 

コロナウイルスを子供に感染させまいという親の子に対する愛情のひとかけらもなく、自分の性愛の欲望のままの行動が起こした罪は決して許されません。

この国津罪の報いはあの世に逝っても贖うことのできない罪。

熱中症で亡くなった姉妹を思うと悲しくて不憫でなりません。

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