破魔矢が完成しました。
5日(土)には、先月刈り集めた葦の茎とヒイラギを組み合わせて「破魔矢」を作りました。
完成した破魔矢を数えたら41本でした。(最高の本数です!)
破魔矢の起源は『古事記』に出てくる返矢の神術です。
お話は、『天若日子(あめのわかひこ)は天孫降臨に先立ち、地球上の様子を伺うために高天原から使者として下されましたが、その任務を忘れて大国主神にこびへつらって、あわよくばスメミマノミコト(皇孫命)の代わりに地球上の主権を得ようとして、天津神から賜った弓矢で、天若日子の様子を伺うために高天原から遣わされた雉を射殺して天津神に反逆してしまいました。天の使いの雉を貫いた矢は高天原に逆さまに舞いのぼり、高天原にます天照大神と高皇産霊神(高木の神)の処に到りました。そこで高皇産霊神が高天原に戻ってきた矢を見て、八百万神に対して、「もし天若日子が命令に背いたのではなく、悪い神を射た矢が戻ってきたのならば天若日子には当たらず、 あるいは天若日子が邪神を持っているならば、この矢でミマカレ(死ね)」と言って矢を衝き返したところ、その矢は天若日子の胸に命中して死に至った』という話(神代の実話)です。
古事記の返し矢の神術を念じながら作った「破魔矢」ですので、各家各自に悪いところが無ければ逆恨みなどによる凶時などはクルっと跳ね返してくれるでしょう。
(12月28日(月)の大祓&勉強家に参加の方にはプレゼントします。)
破魔矢と同時に完成したのは「祓いの鈴」。破魔矢の下に映っています。
その後、勢いに任せて作務衣のズボンの裾上げを「裁縫上手」の布用ボンドを酷使して仕上げました。
一人で生きるにはマスターしなければならないことがたくさんありますが、欲張らなければ大丈夫そうです。