依頼された治療が全て成功、完治することはありません。人間が自ら招いた病気まで完治させるという神様はおられません。
そういう人には反省という完治に至るチャンスを与え、自分が病気になった原因を理解するに至るタイミングで自然に症状が改善されていきます。
病気の一つの例が、他の例の前例とはなりません。同じ病名症状でもあっても一例一例が全く別個のものとして考えなければなりません。
理由は、一人一人の生き方、考え方、他人に対する処し方が異り、前世から引きずってきた癖や先祖との因縁も今生での因縁も異なるからです。
神様がなさる治療のお手伝いをさせていただいて、全体の20%くらいの人がすぐには治りません。
これら20%に入る人は、「寿」という生まれてから死亡までの健康を支配している法則(決定づける運命だとか神罰など)で制約を受けている人を除くと、次のような人が治りにくい、治しがたいようです。
①健康の法則に従っていない人
②病状が固定してしまい身体の習慣と化してしまった人
③恐怖心で、患者が治療の効果を認めない人(※神仏・あの世を信じない人)
④他人の同情を当てにしている人
⑤想像上の病気を持っている人などです。
以上のように、全く直せないような人も含めて、病気を治す責任者は、医者でも治療家でも、神様でもありません。
全く、患者本人の責任の名において健康になっていかなければならないということが分かります。
先にもあるドクターが言ったように、病を医するのは自然(法則・真理・摂理=神様)であるとおりです。