「俯仰天地(ふぎょうてんち)に愧(は)じず」(仰いで天の神に、附して地の神に恥ずべきところがなく、公明正大なこと)が日本の倫理観であったはずです。
我が家の家訓も他家に漏れず「世間様に恥ずかしいようなことはしなさんな」。縄文から伝わる?日本人としての家庭のしつけです。
日本人の「恥」は、自省であり自戒。自らを祓い清める自祓い。それができないことを「世間様に顔向けできないほどの恥」としました。
「世間様」=「神様」=「お天道様」です。
ちょっと前までの日本人が恥じたのは、自分の至らなさを自ら追及しなかったことです。他人や物や出来事のせいにして逃げてしまうことです。
お座なりの謝罪会見で懺悔すれば、それで罪が許されるというようなものではありません。
TVに向かって、「全くぅ、バッキャロ―、恥を知れ恥を、情けない、なんてヤツだぁ・・・」と独語を発している私に、神さん(おかみさん)の一言。
「みんなわかってる!ブツブツ言っている人も恥ずかしい!自分はどうなの?」と。
己はどうなんだ?「信義にもとるなかりしか」「気魄に欠くるなかりしか」「言語に恥ずるなかりしか」と反省自戒。「汚倫被っ苦」の開催は、自らを祓い清める厳しい試練になりました。
「人の振り見て我が振り直せ」で恥知らずの仲間入りになるところです。お天道様はお見通し。
毎朝の日拝は自省・自戒の自祓です。からの~「鎮魂」です。と同時にぃ~っ分魂(わけみたま)の入替えです。結果的には~新型コロナ感染予防にもなっていま~す。さらに~っ、発酵食品を日頃食していれば万全です。