(五十鈴川。内宮の参拝客の合間から撮影)
「かきながす大山本(おほやまもと)の五十鈴川(いすずかは)八百万代(やほよろずよ)の罪(つみ)は残(のこ)らじ」
この詞は〈手水(てみず)の呪(じゅ)〉といいます。
と各神社の手洗舎での清めで唱えると、心が清まるのが倍増するような気になります。
現在、コロナ禍で各神社の手洗舎では柄杓(ひしゃく)は使えません。細い糸を引くような水であっても、心の穢れを清めると意識して、しっかり清めましょう。
ハンカチなどはあらかじめポケットから出し、脇に挟むなどして濡れた手をふくことが出来るように用意しておきましょう。
ピッピと手を振って自分の穢れを回りに振りまいている人がいます。内宮の手洗舎にも多く見受けました。そんな中、「はらえたまえ、きよめたまえ」と言いながら手水(ちょうず)の水の細い流れに手を差し入れている子供がいました。その姿に心が現れました。
「ぼくぅ、手水(ちょうず)だねぇ」なんて思いましたが、声をかけるのはやめました。
子供にウケると思っている、そうです!わたすが変なおじさんです。