梛(なぎ)の苗木を浜松北区のJA「緑花木センター」購入。(580円)
ナギ … 科名:マキ科/別名:チカラシバ、センニンリキ 漢字表記:梛、椥、竹柏(いずれも読みは“ナギ”です。)
梛(なぎ)の木は本州以南の温暖地に分布し、高さ20mにも達するほど生長する常緑高木。古来より縁起の良い植物とされていまして、日本各地の神社等にてご神木とされています。葉が丈夫で切れないことから、縁結びの木とされたり、また、呼び名が凪(なぎ)に通じることから海の安全のお守りとされます。(東海地方にある私の実家の産土神社の境内にも植えられています。)
また、※遠州森町の天宮神社では雄雌の梛の大木で有名です。遠州の高天原でしょうか?
各地でご神木とされる梛(なぎ)。
熊野信仰の地ではご神木とされています。榊(さかき)のかわりにナギを神事に用いる神社は日本各地にあり、古代より神が宿る木として人々に大切にされてきました。奈良・春日大社には国の天然記念物に指定されている「竹柏(なぎ)の純林」があり、ほとんどがナギの木だけという樹林は世界でも稀な状態どそうです。奈良といえば鹿。この地の鹿は天然記念物とされていますが、鹿はナギを食べないので食害を受けずにいたことと、神木として大事にされてきたことで、広い樹林として形成されていったと考えられています。
以下、「※3っつですぅ~」のこと。
(※1、大祓詞に「・・・天津金木(あまつかなぎ)を本打切り・・とありますが、この天津金木というのが天=高天原に育っている神の木(神梛木かなぎ)→カナギ→梛(なぎ)なのです。本当は。」
(※2、遠い昔、鹿島神宮・香取神宮から鹿と一緒に梛木が運ばれて来た!というのが本当のところでしょう。)
(※3,ナギの読みが波の穏やかな状態をさす“凪(なぎ)”に通じることから、天孫降臨の際、雲海を渡るのに薙ぎの木を船首に括り付けて公開の無事を祈ったのであろうと推察します。で、古来より船乗りや漁師がその葉や実を航海安全のお守りにしたそうです。また、すべての苦難を“なぎ払う”とされ、海の安全以外にも様々な災厄除けのお守りとして今も大切にされている樹なのです。)
縁結びの木 梛でも有名。
とても丈夫な葉をもつことから縁結び・良縁の木とされるナギ。その葉脈は独特で、主脈が無く、縦方向にのみ平行に伸びています。この葉脈の方向に引っ張っても葉がなかなか切れないことから、縁結びの願掛け・お守りにするようになったそうです。その昔、女性が鏡の裏側にナギの葉を入れ、夫婦の縁が切れないように願ったとのこと。
(しか~し、以前、別れたい人に梛の葉のお守りをあげてしまったことがあります。別れるのに1年以上かかりました。申し訳ありませんでした。しかし、縦に裂くようにひっぱるとすぐに切れてしまいますから、逆に縁切り祈願にも使えるのかもしれませんと後になって気が付きました。これを教えてあげればもっと早く分かれることが出来たかもしれません。)
ナギが『縁結びの木』といわれる所以は数多くありますが、男女の縁だけでなく、大切な人とのご縁を結ぶという意味でビジネス・商売繁盛のご利益を授けてくれるとも言われています。
「商売繁盛」で目が輝いた社長さん!儲かるか儲からないかは、あなたの清き赤き真心次第です。