どうなるこうなるなんてことは言っちゃぁいけないことになっていますので、表立っていわれていることをヒントに考えてみたいと思います。
ブラックホールを発見したイギリスの物理学者であるホーキング博士は、以前日本に来日した時、
「文明が地球ほどに進んだ惑星は、我々が知り得る全宇宙に約200万個もあるが、そのような惑星同士の交流があり得ないのは、そのような惑星は文明の過剰な発展によって極めて不安定になり、宇宙全体から眺めればほとんど瞬間的に崩壊消滅してしまうからである」と述べたと伝えられています。
近代文明の便利さは、現在我々が享受しているくらいまでは発展するのでしょうが、結局、我々人類の我欲の制御ができないで、遠からずに滅んでしまうという予言です。
国連は、気候変動の影響に関する新たな報告書を公表し、誰もが「生存可能な未来」を確保するための時間が無くなりつつあるとの警鐘を鳴らしました。
報告書は、気温の上昇により、猛烈な熱波や大規模な暴風雨、種の絶滅、生態系の崩壊、虫害、水不足、作物収量の減少が悪化していると指摘。世界各国は二酸化炭素排出量を削減できずにおり、気候変動による大災害の中にはもはや回避不能なものもあるとの見解を示しました。
報告書によれば、気温が産業革命前との比較で2度上昇した場合、4億1000万人が深刻な干ばつによる水不足にさらされ、今世紀半ばには最多で8000万人が飢餓に陥る恐れがあるそうです。報告書では各国指導部の「犯罪的」な怠慢を糾弾するものだと指摘。温室効果ガスの排出量が多い国々が「一つしかない私たちの故郷に火を放った」と批判しました。実のところ、温暖化になるのか寒冷化するのかはわかりませんが、まさに人類は今、自ら自壊の道を歩むのか、それともこの大宇宙とともに発展していくのかという大きな岐路に立たされているのです。
言えることは、物とかお金第一の今までの幸せの価値観をがらりと変えなければ幸せになれないということに気付かないといけません。命あっての幸せです。