2022年5月14日土曜日

分り易い(本当の)神社の話

 

神社の事、神様の事、神拝の事、我々の先祖の事などを正しく伝えてくれる書籍や情報は、残念ながら現在、それらと出会うことはほとんど叶いません。

著名な歴史家・神道研究の第一人者などと言われている方々もそもそも間違った歴史が研究の根底にあります。その間違った歴史を通して、神道の実像を解き明かすことはできませんし、「神仏習合によってこそ神々は生きのびてきた」などととんでもないことを平気でいえるのでしょう。

先の「なぜ神社を崇敬するのか」(1)(2)(3)の出典は、昭和14年(1939年)今から83年前に、文友堂書店から発行された「分かり易い神社の話」中島清光著 からの引用です。

旧漢字旧仮名遣いの書籍で、私が学生の頃『君ぃ、世界の文明は、この日本から広がったのだよ。日本を知り、世界を知るには、日本の神様を知らなければならない。日本の神様は記紀(古事記・日本書紀)から学ばなければならない。神社のことは、まずは、この本(分かり易い神社の話)が良くまとまっているから、よく理解したまえ』と恩師から紹介いただいた本です。

こういう希少な本は、戦後多く失われていますが、じっくり古書店で探せば出会うことでできるかも(ヤフオクで8,000円で落札されてました)

この本のすべてを紹介できませんが、大切なところを少しでもお伝えしようと思います。

日本の国体の道をゆく

    明治天皇御製    おのづから仇 (あだ) のこころもなびくまで誠の道をふめや國民 (くにたみ) 国においても、個人においても、全ての場合において、敵と相対する所の最大の威力は「誠」であると、日本では神武天皇の時代からそう考えられています。 相手がポケットに手を突っ込んで...