神社の事、神様の事、神拝の事、我々の先祖の事などを正しく伝えてくれる書籍や情報は、残念ながら現在、それらと出会うことはほとんど叶いません。
著名な歴史家・神道研究の第一人者などと言われている方々も、そもそも間違った歴史が研究の根底にあります。その間違った歴史を通しては、神道の実像を解き明かすことはできませんし、「神仏習合によってこそ神々は生きのびてきた」などととんでもないことを平気でいえるのでしょう。
先の「なぜ神社を崇敬するのか」(1)(2)(3)の出典は、昭和14年(1939年)今から83年前に、文友堂書店から発行された「分かり易い神社の話」中島清光著 からの引用です。
旧漢字旧仮名遣いの書籍で、私が学生の頃『君ぃ、世界の文明は、この日本から広がったのだよ。日本を知り、世界を知るには、日本の神様を知らなければならない。日本の神様は記紀(古事記・日本書紀)から学ばなければならない。神社のことは、まずは、この本(分かり易い神社の話)が良くまとまっているから、よく理解したまえ』と恩師から紹介いただいた本です。
こういう希少な本は、戦後多く失われていますが、じっくり古書店で探せば出会うことでできるかも(ヤフオクで8,000円で落札されてました)
この本のすべてを紹介できませんが、大切なところを少しでもお伝えしようと思います。