夏越の祓(なごしのはらえ)とは、6月の晦日(6月30日)に行われる神事です。
人は知らないうちに罪や過ちを犯すことでさまざまな穢れが溜まり、それが病気や災いの元となると考えられています。医氣研では、6月26日(日)に大祓式を行いました。
一年の前半を折り返す節目に、半年間の心身の穢れをはらい、後半を健やかに迎えようというものです。仮設の祭壇には各自が持ち寄って頂い神饌が並び、午前中は昔の手ぶり講習、参加者の大祓式、心身の治療、人型の大祓式を執り行いました。
そして本日30日、参加者からお預かりした神人型を抱き、産土神様に設営されている茅の輪の正面に立ち、「水無月の夏越の祓する人は、千歳(ちとせ)の命のぶといふなり」と唱えてから8の字を描くように、3回茅の輪をくぐりました。
紙人形は神前にて神社宮司さんの唱える大祓祝詞でさらに祓い清められました。(私は宮司に合わせて小声で大祓ノットを奏上)さらに境内の庭にて紙人形がお焚き上げされ、私のお役も無事終えることが出来ました。めでたしめでたし。