(高根吐く白山神社)
神社の御神籤には、神籤を頂く心境にもよりますが、「んだぁ、んだぁ」ということがバッチリ書かれていますので、悪い結果(凶など)を機に縛り付けて帰ってくるのではなく、しっかりよく読んで心の不浄を祓うのがいいです。
先ずは、御神籤を頂く時の心構えですが、無欲になり、「今の私にとって必要なお言葉を下さいませ。」と頭を下げてお神籤を頂きます。
御神籤の種類によっては、運勢(大吉、吉、小吉、凶、大凶)のほかに、裏側に「神の教え」というのがあるものもあります。
〇運勢(小吉):「春くれば ふりつむ雪も とけぬべし しばし時まて 山のうぐいす」願望は、あせらず好機をまてよ、です。
〇神 の 教 :「水に流れず火にまた焼けぬ、変わることなき神の愛」(意味):神様にお縋(すが)りしましょう。揺らぐことのない心からの信仰を持ちましょう。どんなに苦しくても どんなに悲しくても、騒ぐことなく慌てることなく、平らかな心、清(すが)しい心で神様に向き合いましょう。ひたむきに御神語(ごしんご)を唱えれば、屹度(きっと)、御導(おみちび)き下さいます。進むべき道を誤ることなく、心安らかで穏やかな人
生を歩めるでしょう。
この「神の教」には、大和民族が縄文期来からの教えが盛り込まれています。気がします。
本当の気神様(宇宙生命エネルギー)のおかげで、我々の生命が安全・安心・安定的に維持されているということを知り、それを信じていれば、ひたむきに感謝していけば、我ながら・他人ながらでなく、「神ながら」の生活を続ければ、本当の幸せである「元気で長生き」な人生が送れるとの教えです。
損得勘定(感情)などでアクセクしなくても、本当の神様(皇祖皇宗の神々様)にアクセスすれば、我が道(自分の使命)を誤ることなく、心安らかで穏やかな人生を歩みたいものですね。