2022年9月15日木曜日

欲望人間と「お金」

 

昭憲皇太后の御歌

〈金〉

『もつ人の 心によりて 宝とも 仇ともなるは こがねなりけり』

口語訳:持つ人の心がけ次第で、宝ともなり、災いの元ともなるのは、人間がこの世の便利のために作った金額というものです。(明治21年)

欲望人間たちは、心のわがままから、他人より楽をしてうまくお金を増やそうとか、儲けたいと思う人が、甘い言葉に乗せられて、自ら罠にはまってしまうのですね。

人間は己の心に振り回されて、不安一杯に暮らし、嫌な思いは刹那の快楽でごまかし紛らわかしたりして、その日その日、その場限りのなりゆき生活している人は哀れです。

肉体を自我意識、社会性意識で酷使して、功利的享楽的利益のみを求めているうちに、肉体の抵抗力を失い、意志も弱いため、訳の分からない病気や悩みを抱えている。

今の世の中の常識というものに流されていると、大きなしっぺ返しを受けることになります。

物金第一主義の強制壊滅!執行

       『たまのおを むすびかためて よろずよも みむすびのかみ みたまふゆらし』 いよいよ、とうとう来たか大恐慌! 世の中がどんな状況にあろうとも、我々人間が生きている事自体が、超エネルギーである神様(魂魄)のお働きであるから、合掌して、神様から頂いた命を、謹んで拝みまし...