明治天皇御製
いにしへの 姿のままに あらためぬ 神のやしろぞ たふとかりける(M.45年)
口語訳:昔のままの姿を伝える神の社をおろがむことは、日本民族の生命の源をしのぶことです。
わがくには 神のすゑなり 神まつる 昔のてぶり わするなよゆめ(M.43年)
口語訳:我が国は神の後裔である。神を祭るという昔からの習わしを決して疎かにしてはいけない。
我々日本人は、大御神の分霊(ワケミタマ)を頂いている大御神の末裔でることを理解し信じる事が大事です。そして、大御神の御心に親疎(分け隔て)は無いということも事実です。
それではなぜに人によって幸福に深浅があるか?ということですけれども、人間より大御神様にお誓い申し上げる心の厚薄によって、幸福を受けるのに深浅が出来るのでしょう。
正しい信仰は、大御神を初め、正しい神々を祈り奉ることであり、遠い先祖の追福を営むことが、我々日本人の祖先礼拝(感謝)の基本ですね。