昭憲皇太后 御歌 「述懐」
日にそへてなにくれとなく思へども おもふかひあることぞすくなき
(気がかりなことを、日を重ねるにつれてあれこれと、とりとめもなく思うけれど、その結果、思っただけの効果が実るということは少ないものです。)
さまざまのものおもひせしのちにこそ うれしきこともある世なりけり
(当面する大事な問題について、あれやこれやとさまざまに思い悩んだ後にこそ、はっと心が開けて解決の道がつき、うれしいことに出会えるのが人の世であります。)
昭憲皇太后 御歌 「歳暮」
家ごとにちりを払ひて日の御旗 たつらむ年をまつやたのしき
(歳末には家ごとに掃除を済ませ、やがて日の丸の旗が家門に飾られる新年を待つのは、何とも心楽しみなことです。)
せめて掃除だけはやり残しがないようにと頑張りました。明日AM中にはパーフェクト?
ついでに、気がかりごとも一掃できれば尚OKです。
心の穢れは、自業自得の異心です。来年まで持ち越すことなく、一切を水に流しましょう。
良きことが実現する手筈です。