2022年12月29日木曜日

良きことが来る手筈とは


 昭憲皇太后 御歌 「述懐」 

 日にそへてなにくれとなく思へども おもふかひあることぞすくなき

(気がかりなことを、日を重ねるにつれてあれこれと、とりとめもなく思うけれど、その結果、思っただけの効果が実るということは少ないものです。)

 さまざまのものおもひせしのちにこそ うれしきこともある世なりけり

(当面する大事な問題について、あれやこれやとさまざまに思い悩んだ後にこそ、はっと心が開けて解決の道がつき、うれしいことに出会えるのが人の世であります。)

 昭憲皇太后 御歌 「歳暮」  

 家ごとにちりを払ひて日の御旗 たつらむ年をまつやたのしき

(歳末には家ごとに掃除を済ませ、やがて日の丸の旗が家門に飾られる新年を待つのは、何とも心楽しみなことです。)

せめて掃除だけはやり残しがないようにと頑張りました。明日AM中にはパーフェクト?

ついでに、気がかりごとも一掃できれば尚OKです。

心の穢れは、自業自得の異心です。来年まで持ち越すことなく、一切を水に流しましょう。

良きことが実現する手筈です。

日本の国体の道をゆく

    明治天皇御製    おのづから仇 (あだ) のこころもなびくまで誠の道をふめや國民 (くにたみ) 国においても、個人においても、全ての場合において、敵と相対する所の最大の威力は「誠」であると、日本では神武天皇の時代からそう考えられています。 相手がポケットに手を突っ込んで...