以前、古事記にある「岩戸開き」の史実が「鎮魂」の起源であると、先師に教えていただきました。
天照大御神を招請するために、天鈿女命の行った舞を、オキワザ(招業)といいます。鎮魂・魂振り・魂鎮です。
(※神憑状態の極みは、咏舞するまでになるもので、天狗さんが懸かりドタンバタンと霊動が激しくなっては、日招きは出来ないのだそうです。神懸かりそのものが、日招きで、神を肉身の上に招く行事だからです。また、この時に唱える神語「神ながら」の正式版は先日の勉強会で口伝しましたので、解説と合わせて実習してくださいね。)
鎮魂の一面には人霊を招魂して、疾病の治癒を目的にして行われてきたのだそうです。
(※私利私欲、我欲があると治療はうまくできませんので、我欲(穢)を祓ってから鎮魂するのです。)
本物の鎮魂をマスターするには、伊勢の猨田彦神社の佐瑠女神社に額ずけば、史実に基づいた本物の鎮魂・魂振・魂鎮めが伝授されるかも。
心の極意は、ゲット・テイクではなくギブです。「自ずから照り明かす」です。
物質界での極意は、猿田彦神社の奉賛講に入講すること。正式参拝するのが一番です。