稲穂:高天原(旧大和湖・古代奈良湖)から持ち帰った水稲を低地に移植した。(※大陸⇒朝鮮半島から持ち込まれたものではない)太古時代の主食は、焼米(玄米を一晩塩水に漬け置いた米を焼いて食べていた)
水穂:ニニギが生まれたての子として,また衾にくるまって降臨したのはこうした儀礼の神話的表現であった。ニニギは新しい王たるものの神話的原型であり,この新王の誕生とともに,それまで未開の地であった葦原中国(あしはらのなかつくに)は天孫の統治する地にふさわしい五穀豊穣の〈水穂国(みずほのくに)〉へと呪的に転化される。ホノニニギノミコトとは,穀霊を体現して水穂国を支配する王としての名称であり,その降臨した地は、日向ひむか)の〈高千穂〉であったとされる。また、猿田彦大神は、ニニギノミコトに田植えを教えたとあります。