先日、出張先の事務所に向かう途中、カーナビに神社の鳥居のマークを見ると同時に、その神社の神様と繋がりました。
アスファルトで整備された道ではありますが、田畑のある細い農道を何とか切り返して到着できました。
拝殿前には眷属神の使いでしょうか、アゲハ蝶が乱れた強い風の中でも拝殿正面5m四方をキープで、私を出迎えてくれました。
御祭神は阿遅鋤高日子根神(アジスキタカヒコネノカミ:大国主神(父)と宗像三女神の一柱、多紀理毘売命(母)との間の子で、妹神に高比売命がいます。農耕・産業の神)・天児屋命(アメノコヤネノミコト:『古事記』では、天照大御神の岩戸隠れの際に祝詞を唱えて、布刀玉命と共に鏡を差し出したとされる神。天孫降臨では、邇邇藝命に随伴し中臣連の祖となったともある。)・品陀和気命(ホムダワケノミコト:品陀和気命は、応神天皇(第十五代天皇)の諱。仲哀天皇(父)と神功皇后(母)の間に生まれた第四皇子。)の三神が祭られています。
田畑の道の両脇に見て車を進めながら、「食糧危機が起きたら、これらの畑もがサツマイモ畑になるのかなぁ?、昔の産業といえば農耕がメインだった。」とふと感じたから、農耕の神様と繋がったのだと思います。
神社は地元の方にしっかりと守られているようで、小さい産土神社ですが、とてもきれいに管理されていましたので、嬉しく感じます。