春の七草の一つ、スズナは別名ペンペン草と呼ばれています。荒れ果てた廃墟や崩れ落ちた屋根の上によく育つと思われるイメージで、さらに落ちぶれると、「ペンペン草も生えない」なんて思われがち。ルンペンなんかのイメージがあるのでしょうか?
しかし、ナズナの栄養素には鉄分やマンガンなどが含まれて、食用にする場合は七草粥の具材として食べるのが一般的ですが、開花期のナズナを根をつけたまま乾燥させたものを生薬「薺菜(せいさい)」として、止血・高血圧・便秘・肝臓病などに効果があるとして使われるそうです。
(ナズナの実。❤💛ハート。まじ、やばくな~い?ちょ~カワユイじゃん!)
ナズナの花言葉がイケてます。「あなたに私のすべてを捧げる」。さらに、ナズナには「撫でてケガレを祓う」という願いが込められてもいるのだそうです。(6月の大祓に使えますか?)一般的には果実の実が三味線のばちの形ににているのでぺんぺん草と呼ばれるのだそうです。(私が御幼少であらせられた頃、耳元でペンペン草を振ってみて、ペンペンと音がするのか確かめたことがありますが、かすかなシャラシャラとした音しか聞こえなかった記憶があります。)
七草がゆの野草を集めるのは、時期が早かったり気候が変動しているため、今後も至難の業となりますが、今年の節分以降に古民家風的な住居のある田舎に移住予定ですので、野草を庭の隅にでも植えておこうと思います。ナズナの実を英語では「羊飼いの財布」と呼んでいるので、「古民家風住人の生活費の財布」として大切にしようと思っています。
アメリカインディアンはナズナの実を食べていたそうですが、ナズナ(ぺんぺん草)には、鉄分やマンガンなどの栄養素も含まれています。日本でもそのまま食用にするだけでなく、開花期のナズナを根をつけたまま乾燥させたものを生薬「薺菜(せいさい)」として使われ、止血、高血圧、便秘、肝臓病などに効果があるとされているのだそうです。
明治天皇御製
いく薬もとめんよりも常に身の やしなひ草をつめよとぞ思ふ
つねに身のやしなひ草をつみてこそ 人のよはひはのぶべくありけれ
健康快癒回復のための「食の養生」大事の教えです。
今年は大いに野草、山野草、ハーブを育て、野性的野草農夫としての生活も楽しみの一つです。
(黒ゴマも入れちゃいました)