明治天皇 御製
「述懐」
ほどほどに身をも心もつくすこそ 人とうまれしつとめなりけれ (明治37年)
口語訳:それぞれの分に応じて、身も心もつくすことこそ、この世に人間として生まれてきたものの務めである
「慰」
むらぎもの心をひろくもつ時は なにならぬこともなぐさまれけれ (明治38年)
口語訳:心を広くもっていれば、どのようなことにあっても、和やかに静まらせることができるものである。
昭憲皇太后 御歌
「述懐」
人のため身のためものをおもふこそ うつせみの世のならひなりけれ(明治32年)
口語訳:世のひとのため、わが身のために、心をつくしてさまざまに思い巡らすことこそ、この世に生きる人のもつべき心のありようというものです。
混迷の今の世であるからこそ、今、何を手放すときなのか、何を変える時なのかを自問自答する毎日です。
自分の考え癖、思い癖や、自分の嫌な性格から離れ、それらと縁切りをしなければ、「朝日のごとくさわやかな」日常を維持することはできません。
NET軸、ニュース軸、他人軸(誰が言った、彼がやった)を信じるのではなく、自分軸(自分に意識を戻し、自分の声を聞く)で行動し、他人に一歩譲って発言する事を心がけようと努力します。
一番いけないことは、誰かのせいにしたり、出来事のせいにしたり、これがあるから、あれがあるから、こんな風になってしまったという、言い訳をしない事をさらに肝に銘じ、さらに進んで、これは違うなと思った事はやめて、自分が惹かれることをやる。そして無理をせず、ガツガツしないでゆったりと生きたいです。
また、不幸な出来事や、嫌な出来事は、すべて自分の責任であると知らなければなりません。善いことも悪しきこともすべて自分の「せい」ですね。
何事も、本来あるべき場所・位置に配置して戻していかなければなりません。
捨てるべきものはいっぱいあります。身の回りにも、心の中にも、頭の中にも、体脂肪も。
「捨てないで~っ」桃屋のノリの佃煮、三木ノリ平という記憶は、なぜか捨てられません。