(猿田彦神社の境内社の佐瑠女神社)
天照大御神が天岩窟に籠もられ世の中が乱れたとき、天宇受売命が神楽をされ、そこに集まった八百万の神々が喜び笑い、天照大御神が再び現れ平和な世になりました。 また天孫降臨に際し、天八衢(あめのやちまた)にてお待ちしていた猿田彦大神と最初に対面し、高千穂の峰に至る道を啓かれました。そしてその後は猿田彦大神の本拠の地である五十鈴の川上の地に赴かれる大神と共に来られ、その功により「猨女君」(さるめのきみ)と称号を受けられました。
佐瑠女神社は芸能・スポーツ関係をはじめ、技芸の上達を祈る方々の参拝が絶えません。また、天津神と国津神の仲を取り持たれた神様であることから、色々な良き御縁を結ぶ神様として信仰も篤く、俳優(わざおぎ)、神楽、技芸、鎮魂の祖神と仰がれます。多くの参拝者で賑わっています。
毎年8月17日・18日に斎行される例祭の日には、境内一杯の提灯に飾られて、ご崇敬の方々の様々な芸事が賑々しく奉納されます。
我々も(といっても5~6名弱?)8月17日(土)には、猿田彦大神様への神恩感謝のお礼と合わせて、天宇受売命(あめのうずめのみこと)様の例祭のお祝いにはせ参じる予定です。特に本当の鎮魂の技をお授け下さった天宇受売命様への感謝は必須と心得ます。
また、天宇受売命様から良き御縁を結んでいただきたいと願われる方は、祈祷料とともに献酒されることをお勧めします。賽銭箱に放り込んで、パチパチよろしく「どうか、(「わたしにとって、お金持ちで背が高くハンサムないい人と結婚できますように!」)でなく、神様のお導きで、良き人とご縁を結んでいただけますように!私は誠をもって夫婦の道を精進いたします」とかなんとか祈ってみてはいかがでしょう。
さらに言うなれば、祈願・祈祷では、神官さんにその願いを神様に伝えていただくことが大事であります。(猿田彦神社の神官さん方巫女さん方も「まこと」に優れた方ばかりなので、その効力は絶大であります。
神様の「おかげ」は遅いと昔から言いますが、「まこと」をもって精進していれば、必ずや良縁に恵まれるでしょう。
では、8月17日(土)にお会いいたしましょう。顔がキラキラと輝いている人が居たら、それは私です。(汗と油でギラギラかも? わ~っ、気持ち悪い!)けど、肥はかけず、声をかけてね。
てなことを書くからダメざんす。