2024年9月10日火曜日

佐賀美(さがみ)に噛む「口唇の禊」

 

神社の御手洗の水を口に含んで、勢いよく霧吹きする人は全く見かけません。私は参拝客がいない時に限り、ブハーッと「さがみに噛み」ます。

これは口唇の穢れを祓う行為です。

「婿殿!なんですか?はしたない。中〇家の恥です。リツしっかりと作法を教えてあげなさい!」と言われようが、御手洗に人がいるときでも、「祓ひ給へ清め給へ」と祈念して口に水を含んで「プ~」っと控えめではありますが、気持ちは「さがみに噛んで」天津神・国津神の神にならって、常日頃からの言葉の穢れを祓うことで、神様に対座させてもらうことができると感じています。

言葉の禊です。

禊の意義とは、神の存在を自ら確認することであると先師から教わりました。滝に打たれるばかりが禊の修行ではありません。日々の生活も大事な禊です。

神様に恥じない行動をとるようににし、十分に考えてから発言し、行動をとることです。特に嘘を言わない事! 小さいことと思われることでも人を騙してはいけないし、自分を騙してもいけません。すべてにおいて思慮深くあることです。と先師。

人間は自己欺瞞に陥りやすい生き物であると気づくことが大事でした。

一語一語(ストロベリー、ストロベリー)に気をつけて、自己欺瞞にならないよう気をつけて発言してゆけば、人は神様からの御頼(みたまのふゆ)を沢山いただいて、良き人生を歩むことができるのであると、先師。

遠隔であっても、治療の前には口唇の禊で「ブハ~ッ」と。

自分の感覚(自力)に頼ることなく、神様の御言葉に立つことが出来るので、安心で楽に治療が進みます。

各神社で、霧吹きマンや霧吹きウーマンが増えて、神々様と対座されんことを祈念いたします。

しかし、世の中、「口唇の穢れ」の嵐です。それを交わす言葉は「ハイ~ッ」ですね。

愚っ痴~言う蔵

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