(破魔矢に使う葦を刈りました。あしからず。)
(お軸の前の活け葦は、かっちょいい)
乱世の極みは、強い武力、厳しい統制、容赦のない権力や秘密警察の組織などにより、国民を監視または威圧し、通報させることによって国民の行動を抑制することで、国内の風浪が静まっているという牽制政治では、その国民は、心の安らぎがありません。
企業でも上層部・上司の言葉の暴力などの力による統制は、霊気を呼び込み、従業員はやる気を失い、発展的成長は望めないばかりか、悪事でも設ければよいという風潮が蔓延し、従業員はさらに精神を病むことにつながります。
国土は狭く物資物産の乏しいこの豊葦原水穂国日本に、多くの海外旅行客が来て、満足して、また日本に来たい、住みたいと思わせるのは、なじぇか?
それはね、我々日本民族の特宝である国民の心の健かさと、情の豊かさと、人々の勤勉さ誠実さなどの美徳に触れ、海外旅行客は、精神の安定が図れれるからでしょう。そして、日の本の国ぶりの道徳・道義の風雅が、海外から来る旅行客に安心感を与えるからでしょう。
(古代、日本に移住してきた外国人も、この国ぶりの道徳や道義、風雅に自然に同化してきたのですね。)
この世界的な乱世を乗りきり、平和な世界を構築するには、言葉を慎み、言葉を穏やかにするしかないようです。 (※この辺の処は、大和民族の地が流れていないと理解できないのが残念です)
さらに、
明治天皇御製
沈黙
すぎたるは及ばざりけりかりそめの 言葉もあだにちらさざらなむ
(口語訳:「過ぎたるはおよばざるごとし」といいます。ふと軽い気持ちで漏らす不用意な言葉も、むやみに使わないようにしたいものです。) 明治12年
と注意したいと思います。