2024年11月11日月曜日

岐佐(きさ)神社で海神祓と木魚のコラボ?

                           

(岐佐神社 〒431-0211 静岡県浜松市西区舞阪町舞阪1973 )

『延喜式神名帳』(延長5年・927)には、遠江国六十二座、敷智郡六座の一社として「岐佐神社」の名があり、千年以上の歴史のある式内社の一社です。


岐佐神社は町の中央部の小高い丘に鎮座する舞阪の氏神様です。御祭神は蚶貝比売命(サキガイヒメノミコト)
と蛤貝比売命(ウムガイヒメノミコト)。蚶貝比売命は赤貝の神様、蛤貝比売命は蛤の神様です。昔、この地を象(きさ)(しま)と言ったのはキサガイが多く採れ、またハマグリは江戸時代、舞坂宿の名物だったそうです。

岐佐神社は、御祭神が貝の神様であることから水産・漁業の守り神として古来より、漁民の信仰を集めてきました。またこの貝の神々が大国主命を復活させたことから病気平癒、身体健全、開運厄除、商売繁盛にもご利益があるとされています。

この後利益のご由緒は古事記(712年)にあります。                大国主命は、八十神等の騙し討ちにより、赤猪に見立てた大きな焼けた岩を抱きとめ大火傷を負います。母神(刺国若比賣命)の願いにより神産巣日神は、蚶貝比賣命と蛤貝比賣命を使わします。蚶(あかがい)の白い粉と、蛤(はまぐり)の粘液で膏薬(こうやく)を作り治療すると、大国主命は元の麗しいお姿に戻られました。これにより、健康・長寿の神、また怪我・病気平癒の神と崇められています。また、大国主命が抱き留めたとされる赤石が神社拝殿の西側にまつられています。

我々が到着した時には、七五三詣りの女の子と男の子がご祈祷を終えて拝殿から下がるところでした。我々は、七五三参りの女の子・男の子・その家族に向かって、「おめでとうございます」と声を掛けました。ニコニコの笑顔で答えてくれたのがとても印象的で、こちらまで陽気でうれしくなりました。

我々が神社の浄化などと大それたことを思わずとも、純粋な子供たちの笑顔で、神域は浄化されていたようです。そして、神様は純真、陽気、元気、感謝で神威を増されるのだなぁと感じ入りました。

七五三参りの子供たちに浄化された我々は、気をよくして海神祓のノットを奏上して、貝の神様のお力で、病める瀕死の患者さんを治させていただく神力・祓い力をお授け頂くべく請願させていただきました。

さらに気分を良くした我々でした。んが~、隣接するお寺から「ポクポクポク」なる音と読経が聞こえてきて、ちょっと沈みました。

海神祓とポクポクの木魚。木の魚で木魚か?で許したったる!

12月の予定「かんくり 健康回復支援館」

  ー 12 月の「かんくり」健康回復支援館の予定 ー 12月  1日( 日 )  AM9:00 ~地域防災訓練参加のため、治療は10:00より承ります。 12月  7日( 土 ) 終日 健康回復のミーティング(横浜市内) 12月  8日( 日 ) 横浜市内~移動後、治療...