(岐佐神社 〒431-0211 静岡県浜松市西区舞阪町舞阪1973 )
この後利益のご由緒は古事記(712年)にあります。 大国主命は、八十神等の騙し討ちにより、赤猪に見立てた大きな焼けた岩を抱きとめ大火傷を負います。母神(刺国若比賣命)の願いにより神産巣日神は、蚶貝比賣命と蛤貝比賣命を使わします。蚶(あかがい)の白い粉と、蛤(はまぐり)の粘液で膏薬(こうやく)を作り治療すると、大国主命は元の麗しいお姿に戻られました。これにより、健康・長寿の神、また怪我・病気平癒の神と崇められています。また、大国主命が抱き留めたとされる赤石が神社拝殿の西側にまつられています。
我々が到着した時には、七五三詣りの女の子と男の子がご祈祷を終えて拝殿から下がるところでした。我々は、七五三参りの女の子・男の子・その家族に向かって、「おめでとうございます」と声を掛けました。ニコニコの笑顔で答えてくれたのがとても印象的で、こちらまで陽気でうれしくなりました。
我々が神社の浄化などと大それたことを思わずとも、純粋な子供たちの笑顔で、神域は浄化されていたようです。そして、神様は純真、陽気、元気、感謝で神威を増されるのだなぁと感じ入りました。
七五三参りの子供たちに浄化された我々は、気をよくして海神祓のノットを奏上して、貝の神様のお力で、病める瀕死の患者さんを治させていただく神力・祓い力をお授け頂くべく請願させていただきました。
さらに気分を良くした我々でした。んが~、隣接するお寺から「ポクポクポク」なる音と読経が聞こえてきて、ちょっと沈みました。
海神祓とポクポクの木魚。木の魚で木魚か?で許したったる!