2023年11月30日木曜日

生きにくい世の中なれど

 

(昭和42年初版¥200 角川文庫 今は絶版。)

明治天皇御製 「述懐」 
 よこしまに思ひな入りそ世の中に すすまむ道ははかどらずとも
口語訳:この世の中を本来よこしまなものと思い定めてしまってはいけない。たとえ自分の進もうとする道が、思い通り順調にはかどらなくても。(明治40年) 明治神宮365日の大御心より

明治天皇御製 「をりにふれたる」
 なにごともうつればかはる世の中を おもふがままになるとおもうふな
口語訳:何事につけても、時勢が移れば自然に変わってゆくこの世の中を、おのれ独りの思うままになるなどと、勝手に考えてはならぬ。(明治44年) 明治神宮365日の大御心より

明治天皇御製 「をりにふれたる」
 ものごとに進まずとのみ思うかな 身のおこたりはかへりみずして
口語訳:人は自分のする物事の一つ一つがみな、思うように進展しないとばかり思ってしまうものだ。自分の身の怠りは反省しないでおいて。(明治43年) 明治神宮365日の大御心より

商売人、勤め人であっても自省しなければなりませんね。
世の中には自分の利益の爲だけに、ビジネスと称して他人を自分の思い通りにと他人を利用する輩は多いです。

大御心を声に出して拝誦していると、世のために、人のために頑張って、「ありがとう」と言われて自分も幸せになるのが「随神の道」の「言の葉の道」を実感できます。

明治天皇御製 「道」
 遠くとも人のゆくべき道ゆかば 危き事はあらじとぞ思ふ
口語訳:人生の行路を行く者は、たとえその道が遠くても、人として進むべき正しい道を歩いてゆくならば、危険なことは決してしないと思う。明治37年) 明治神宮365日の大御心より

因果応報です。やったらやられる、取ったら取られる、騙したら騙される、は当然の報いです。人として、正しい道を反れずに歩きたいものです。



2023年11月19日日曜日

正系の神の『お陰は遅い』のです。

 


先日、柊(ヒイラギ)もどきの葉を採取して破魔矢の葦の茎に取り付けましたが、散歩道に形(なり)の良いヒイラギの葉を見つけました。喜び勇んで採取して、柊もどきの葉と取り換え作業をしました。

「これぞ、破邪の葉じゃ~!」で、毎年期待されている皆さんに差し上げることが出来そうで、ホッとしています。

何事も、強いては事を仕損じるです。また、願い事の成就も、「神のお陰は遅い」のが常です。イエスorノーの神様のご反応は温かくゆったりとした反対です。

反対に、悪魔魔界の反応は人間の欲に乗じて鋭く早いため、間違った神仏を信仰して判断を仰ぐと、結果がすぐ出るようですが、見返りを求められて、最悪、自分の魂まで食われてしまうことがあるので、注意が必要です。

先ずは、正系の神々につながることが大事です。それには正系の神さんのエネルギーを取り次いでくれる神官さんのお力が必要です。21日、傍系の神々とのつながりを絶って、正系の神々さんとの系列に入ることを希望する方と伊勢に参ります。

正系の神々とつながりを得ると、御陰はちょと遅いですが、正しい道が開け、大きなおかげに浴することを実感されます。

これも、古代エネルギー取次司としての私の役目です。

また、21日は正しい鎮魂が伝授される日でもあります。神様のお陰の元(光)を、自分の中に発見するのです。

我々日本人は、光の子、日の子(彦・姫)です。




2023年11月17日金曜日

ユスリ、タカリのご利益信仰の弊害


 (五百羅漢さん。「ひろしです」?)

『神様~、私の願いを叶えてくれましたら、後日お賽銭を奮発させていただきます。』という方はとても多いようです。で、本当に自分の希望通りとなると、希望が叶ったのは、ラッキーだとか、自分の努力のおかげであると自分のせいにして、神頼みしたことも忘れてしまいます。
お賽銭も、ケチっていつもは100円玉のところ、500円玉と神さんを騙(玉)して放り投げていますから、願いが叶っても、お礼参りでお賽銭を奮発する人は本当に少ないようです。
人間社会でも、人にものを頼むときは、まず先に、お願いすることのお礼するのが当たり前。希望が叶えられたら当然のごと、感謝の謝礼を奮発するのがのが常識です。人間でも先に感謝されたら何とかしてあげたいというのが人情です。

物事がうまくいかない、体の調子が悪いの原因は、自分の心の誇(ほこ)り、身の誇(ほこり)り。私を誰よりも偉い、賢い、私一人が正しいのだ、うまくいったのは私のせいだ。などと誇る気持ちになったと時、神様の救いの網から漏れ落ちて、心も身も破滅するのだそうです。

「祓い給え、清め給え」の神語(しんご)は、自分の希望や成就を邪魔する火の粉を祓ってください、ではありません。
神前では、まずは心の誇り、身の埃を懺悔します。自分の心の誇り、自分の身の埃を「祓い給え、清め給え」と懺悔します。お賽銭は、懺悔で祓い清められるお礼です。願いが叶えられたら感謝のお礼参りをして、賽銭を奮発します。

「願いを叶えてくれたらお礼します」などのユスリ・タカリの御利益信仰はもう通用しません。ユスリ・タカリは悪魔の世界です。

カラスがカラスウリを銜(くわ)えていました。逃げる前にスマホで写真を撮ることができました。「本当にカラスは烏瓜を食べるのだ」と、ただそれだけですが、感心しました。散歩中、小鳥には「チュンチュン」と小鳥語を、カラスには「おはよう」とか「やあ」とか日本語で話しかけます。小鳥もカラスも必ず返事をしてくれると嬉しいです。
神社でも、風に急に吹かれたり、木々が急にザワッとなったり、紙垂がクルクルと風に舞ったり、雲間から太陽の光が急に差し込んだりは、神様からのご返事です。とても嬉しい気持ちになります。神様への感謝の気持ちのお返しです。後利益ですね。

2023年11月12日日曜日

シキシマの道はA to Z

 


破魔矢を一気呵成に作り上げました。神様の破魔のエネルギーを入れたり、梱包もむつかしいので、12月27日又は28日(日が決まった要連絡)の大祓&勉強会に持っていきます。
何事もP.C.やスマホで簡単に検索できる今の世。なんでも知っていると勘違いしてしまい、自分で考え判断する能力が退化していくのに気づかないことが恐ろしいです。会社から支給されていたスマホを返納して、スマホ2台持ちから解放されただけでも精神が安定します。

日本にはシキシマ(敷島)の道があります。シキシマの道は、言の葉(ことのは)の道と、食物(をしもの)の道と、掌末(たなすえ)の道の三つの道です。
日本に生まれた(高天原から降り立った)我々日本人は、すべからくシキシマの道を歩めるようになっていますが、三つの道を知り、学ぶ(思い出す)必要があります。
勝手ですが、勉強会ではシキシマの道についてお話します。

シキシマの道は、A to Z、αにしてΩ、です。

2023年11月7日火曜日

破魔矢の制作始める。

 

自身の恒例的行事の破魔矢になる葦の刈り取りを、先月、静岡の某所で行いました。異常気象の影響を受けているのか、葦の生育(本数)は芳しくありませんでしたが、必要本数の30本は確保でき、1ヶ月の天日干しを行い、昨日から加工に入っています。

葦は、古事記「天地の初発の時、高天原に成りませる神の御の名(みな)は、天之御中主神、次に高御産巣日神、神産巣日神、・・」の次の4番目に成った神。「次に国稚(わか)く浮脂の如くして、くらげなすただよへる時に、葦牙(あしかび)の如萌えあがる物に因りて、成りませる神の名は、宇麻志阿斯訶比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)」の葦。

この葦の茎に矢の鷹のへ羽に変え、柊の葉を取り付けて、古代の魔よけの破魔矢を作ります。

異常気象は柊にも影響があって、例年採取する場所の柊は病気で生育も良くありませんでしたので、昨日、柊に代わる柊もどきを採取して破魔矢の羽にするつもりです。

今年はオファーはありませんが、恒例を中断するのは切ないので、請われておらずとも、適当に送り付ける!つもりです。

惟神之道の講習も破魔矢も押し付けの感がありましたので、これからは請われて出向くジャジャジャジャ~ンの講習会が気が楽です。

12月の予定「かんくり 健康回復支援館」

  ー 12 月の「かんくり」健康回復支援館の予定 ー 12月  1日( 日 )  AM9:00 ~地域防災訓練参加のため、治療は10:00より承ります。 12月  7日( 土 ) 終日 健康回復のミーティング(横浜市内) 12月  8日( 日 ) 横浜市内~移動後、治療...