我々人間の肉体を構成する諸々の元素も、我々を取り巻くほとんどのものが宇宙にあったものだそうです。つまり、我々人間は、宇宙の絶対の素材で作られているのだそうです。宇宙を代表するのが太陽ですので、我々人間は太陽光線を浴びることで元気になってゆくのです。
(諏訪大社 上社 前宮)
古くからある神社で、日の出から2時間くらいまでの間に、神社周辺の自然と一体化する事が何故心身に良いかということの説明は難しいです。
私の感覚で言うと、その太古から続く自然の中で、身体を消して心だけになり、心を消して魂だけになって無の境地に入ると、人間の病気というものが、肉体の執着であり、心の迷いが魂を穢していたのだということがはっきりと分かります。
まずは、神社でもあまり手の加わっていない自然と対峙していると、自然に自分の心の芯から我欲で生きている自分の異心をお詫びしたい気持ちになります。
心の垢・穢を、体を「九の字」にして吐き出すと、サ~ッと神気が入ってきて、生き返る心地がします。
これが自然(神様)と一体化となる極意なんでしょうか?料理でいうところの「和(あえ)え物」。自然と自分を和(あ)えるのです。(3分ならぬ30分クッキング)
さらに、神様がそこにおはすと感じられると、神様との縁と神様の守護に感謝したい気持ちが起こります。そして、神様が常に暖かい思いで抱きかかえて下さることに喜びを感じるようになります。
人は、自然に神(=宇宙)に生かされて生きていることに気付けば、ありがたいと思うものです。これが感謝の心ですね。
だから神社におはす神様の前ではでは感謝の気持ちしか起きないのですね。
(夢に見た立石神社。夢では霊人の宮司さんとお話ししています)